医療法人社団 土筆会
桜丘クリニック

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  • 糖尿病内科
世田谷区千歳船橋駅から5分tel 03-5426-2292

診療内容MEDICAL CONTENTS

消化器内科

胸焼け、便秘、下痢、血便、腹痛、食欲不振、味覚異常、口臭などの症状がありましたら受診ください。胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコーを用いた検査を行い、原因を特定し、食事療法、服薬指導などの生活指導を実施します。

総合病院の外科、消化器外科との連携を密接に行い、がんの発見などで外科的処置が必要となった場合には速やかにご紹介します。

また、消化器系がんの術後管理や定期検査にも対応します。

  • 清潔な内視鏡で検査・治療を行います。
  • 胃カメラ大腸カメラは予約制をとっております。
  • 超音波検査(腹部)は診療時間内はいつでも行うことが出来ます。絶食でご来院下さい。
  • 診療状況や時間帯により、予約検査となることもございます。ご了承ください。

胃カメラ      大腸カメラ

消化器の病気について

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)

機能性胃腸症とは、functionl dispepsia(FD)ともいわれ、胃痛・胃もたれ・胸やけ・食後の不快感などの上腹部症状がみられ、日本人の10人に一人は存在すると言われています。
聞きなれない病名ですが、従来は、神経性胃炎・慢性胃炎などと呼ばれていました。

原因
胃酸過多・消化管運動機能異常・知覚過敏・不安やうつなどの精神心理要因・社会的ストレス・ヘリコバクターピロリ感染症などが考えられますが、詳しいことはわかっていません。

症状
大きく分けて、食後の胃もたれや膨満感を主症状とする「運動不全型(食後愁訴症候群)」と、胃の痛みを中心とする「潰瘍型(心窩部痛症候群)」の二つのタイプがあります。

診断・検査
胃カメラ・腹部超音波検査(あるいは腹部CT検査)・血液検査などで精密検査をしても何も異常がなく(=器質的疾患がない)、上記の症状が半年以上前から存在し、最近3ヶ月間は「週に数回以上胃もたれがある」、「週1回以上胃痛がある」ような方は機能性ディスペプシアの可能性があると判断できます。

治療
生活習慣の改善(食生活を見直す、睡眠を十分にとる、節酒・節煙、適度な運動、ストレスの除去)や薬物療法(酸分泌抑制薬、運動機能改善薬、漢方薬)を行います。

ヘリコバクターピロリ感染症

症状
ピロリ菌を原因とする胃・十二指腸潰瘍や胃炎による心窩部痛や食欲不振、腹部膨満などが主な症状です。

診断・検査
検査方法は、胃カメラを行い胃生検材料を用いる方法と、胃カメラを行わないで血液や呼気、便を用いる方法があります。(ただし、胃カメラ検査をお受けにならない場合の検査は自費診療となります)

治療
除菌治療は、内視鏡検査で慢性胃炎の診断のあるピロリ菌陽性の患者さん、胃・十二指腸潰瘍がある患者さんなどに適応があり、3種類の薬(抗生物質2種類+酸分泌抑制薬)を1週間内服して90%の方は除菌できます。除菌後1カ月以上経ってから除菌判定を行います。1回目の除菌治療で失敗した方も、別な薬の組み合わせでさらに約95%の方が除菌可能です。除菌治療の副作用は下痢・軟便などの消化器症状や味覚の変化などです。
除菌が成功した場合、ピロリ菌が原因となっていた胃・十二指腸潰瘍は速やかに軽快し、胃炎も徐々に軽快していきます。10%程度の方が胃酸の分泌が正常になることにより、逆流性食道炎の増悪を見る場合があります。除菌治療が成功した場合でも、慢性的な胃炎が存在する場合は、定期的に胃カメラ検査を行う必要があります。

胃・十二指腸潰瘍

胃や十二指腸に潰瘍ができる病気で、原因には様々なものがあります。

原因
代表的なもので、ヘリコバクターピロリ感染症、NSAIDs(解熱消炎鎮痛剤)などがあります。

症状
自覚症状には心窩部痛・悪心・嘔吐・食欲不振・黒色便・吐血などですが、時に自覚症状のない場合があり、注意が必要です。

診断・検査
検査方法は胃カメラが有用で、同時にピロリ菌検査も行うことができます。

治療
治療は制酸剤、胃粘膜保護剤などが効果的で、手術になるケースは稀です。ピロリ菌感染が認められた場合は除菌治療を行います。また、潰瘍が治ったことを胃カメラで再検査することも大事ですが、場合により定期的な胃カメラ検査で再発の有無を確認することも重要です。

胃がん

胃がんは日本人の死亡率の上位を占め(年間死亡者数50,000人)、男性では第2位、女性では第3位に位置しています。

症状
症状は早期癌の場合、多くは無症状だったり、潰瘍を伴う場合には心窩部痛を訴えることもあります。進行してくると、貧血、胃部不快感、胃痛、悪心・嘔吐、食欲不振、体重減少などの症状が出ることが多いです。

診断・検査
胃がん検診は胃エックス線検査(バリウム)が主流ですが、早期がんを発見するのは難しい場合があり、胃カメラによる検査の方が優れていることもあります。現在ではペプシノゲン法が集団検診に取り入れられていますが、あくまでも胃がんの発生母地である萎縮性胃炎の診断法であって、胃がんそのものを発見する方法ではないので注意が必要です。

治療
治療は、切除術が基本です。早期癌の一部は、内視鏡的粘膜切除(ESD)で治癒する場合もあります。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは通常の検査で器質的疾患がないのにもかかわらず、様々な原因により、腹満などの腹部不快感、便秘・下痢などの便通異常、腹痛が慢性的に持続する疾患です。

原因
発生機序は不明で、消化管の運動異常や知覚過敏、心理的要因が関係しているようです。

症状
腹満などの腹部不快感、便秘・下痢などの便通異常、腹痛など。

診断・検査
診断は、血液検査、便潜血反応、大腸内視鏡検査などで器質的疾患を除外することが必要です。

治療
治療は病型(便秘型、下痢型、混合型など)によって種々の薬物治療を試みますが、食生活や生活習慣の改善も重要です。

大腸ポリープ

大腸の内部に飛び出た病変の総称で、いろいろなものが含まれますが、そのほとんどが腺腫という良性の腫瘍です。

過敏性腸症候群とは通常の検査で器質的疾患がないのにもかかわらず、様々な原因により、腹満などの腹部不快感、便秘・下痢などの便通異常、腹痛が慢性的に持続する疾患です。

症状
ほとんどの場合無症状で、大腸がん検診(便潜血検査)でもわからない場合が多く、大腸エックス線検査(バリウム注腸)や内視鏡検査で見つけられます。ある程度大きいものや、形の悪いポリープは治療する必要があります。(しかし、全てのポリープが大きくなったり、がん化するわけではなく、必ずしも治療が必要ではありません)

診断・検査
大腸エックス線検査(バリウム注腸)や内視鏡検査などをおこないます。

治療
治療は内視鏡的に切除(ポリペクトミーあるいは粘膜切除)できることが多く、内視鏡で切除できない大きさのものは外科的切除になります。

大腸がん

症状
腹満などの腹部不快感、便秘・下痢などの便通異常、腹痛、血便、便が細いなどの症状が特徴的ですが、早期大腸がんの場合無症状で、進行がんでも症状が出ないこともあります。

診断・検査
無症状の大腸がんを見つけるスクリーニングに便潜血反応検査が有用ですが、出血していないがんを見つけることはできません。がん検診で便潜血反応が陽性に出た方や便通異常など症状のある方は、全大腸内視鏡検査を行うことをお勧めします。

治療
基本的に癌の部分を切除することです。早期の大腸がんの一部は内視鏡で治療(内視鏡的粘膜切除術)ができますが、進行したがんの場合は開腹あるいは腹腔鏡手術になります。

痔には、内痔核・外痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、肛門周囲膿瘍、痔ろう(あな痔)などいろいろな種類があります。

内痔核・外痔核(いぼ痔)

痔核は正常な人でも存在する組織ですが、腫れたり、飛び出たりしたものが「いぼ痔」になります。

症状
出血、掻痒感などですが、ときに痛みを伴います。

治療
軟膏や座薬など外用薬で治療しますが、便秘や排便時のいきみが悪化の原因ですので、緩下剤などを使用して便通を整えるのが重要です。症状がひどい場合は手術治療が必要です。

裂肛(切れ痔)

硬い便をするときに肛門が切れてしまったものです。

症状
排便時あるいは排便後の激しい痛みと出血です。一過性のものはすぐ直りますが、慢性になると潰瘍を形成し難治です。

治療
痔核と同様の治療を行いますが、慢性のものは手術治療を選択します。

肛門周囲膿瘍

肛門の内側から周囲に菌が入り込み感染し、膿をもったものを肛門周囲膿瘍といいます。

症状
痛み、発熱などです。

治療
早めに治療することが肝心で、膿が貯まった部分(膿瘍)を切開し膿を出す治療を行います。

痔ろう(あな痔)

肛門周囲膿瘍が治った後、肛門と皮膚の間に管状の瘻孔と呼ばれるものができたのが「あな痔」です。

症状
痛くないのに下着が汚れる・血膿が付く、などです。

治療
自然治癒することはなく、手術治療が必要です。